諸君!!

森山直太朗( Naotaro Moriyama ) 諸君!!歌詞
1.四つの置時計

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

昔話でもなんでもないのさ
歴史の途中で 右往左往
真っ赤なリンゴが落ちてきて
怒ったバナナの右脳左脳

僕らはみんな生きているって
喋くる御霊のシャレコウベ
生きているから素晴らしいって
あなたも私もエトランゼ

紙飛行機の所有者は風
無重力を突き抜ける

四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
たぶん地球は球体じゃない

公園のベンチに降り注ぐ雨
無制限に掻き曇る

四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
たぶん地球は球体じゃない


2.夕暮れの代弁者

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

ごめん俺、嘘付いた 言った手前後引けず
でもいつだって俺らの付く嘘はホントの嘘だよ
確かにあの日は風が良くって なんでも許せる気持ちだったろ
あれ、又? 嘘付いた 昨日の今日で性懲りもなく
格好ばっかり付けちゃうんだよ つゆ知らず
中身はいつでもモロ後付けで どうにかここまでやって来たよな

こうしてこの道行くのも 百まで続きゃ儲けもの
だって永遠なんてどこにもないぜ あっても見えない仕組みじゃん
神様って誰だろな ホントにいたらたまげるけどさ
でもどっかにいるって信じているよ 下北辺りで酔いどれてるさ

金網越しのあの夕暮れが きっと俺らの青春なんだ
錆びたギターを掻き鳴らしては か細い声で一切合切喝采したさ
ガードレールに滲む影 環状線に落ちる雨
歌にならない言葉の種が 風に吹かれて俺には見えるよ

ごめん今、嘘付いた チーチーパッパ チーパッパ
ホレ! 言い訳なんざぁそもそもないよ 悪しからず
嘘も気合でただ貫けば 真実みたいに見えてくんじゃね

思い出なんてもういらねえ 小さな恋の夕間暮れ
懐かしみきれぬ思い出は 野良犬風情にやってくれ
堂々巡り生きてても のうのうたかがデモクラシー
格好つけてる場合じゃねーぞ のんびりするのも悪かぁないけど

煙突屋根の向こうの方に いつか俺らも旅をしたよな
夢見る自由は教わらなくとも ずっと前から端からここにある
インターネットのお陰さま 天晴! 裸の王様
歌う時代の革命児 ホントのことがある気がしてさ

月の裏側で会いましょう その後カフェでお茶しましょう
そっか人間なんて容れ物ですと どっかで誰かが吹いてらぁ
母さん夜な夜なあなたが 聞かせてくれた子守唄
赤いポストに投げ込んだのは 涙涙の都会の暮らし

金網越しのあの夕暮れが きっと俺らの青春なんだ
錆びたギターを掻き鳴らしては か細い声で一切合切喝采したさ
ガードレールに滲む影 環状線に落ちる雨
歌にならない言葉の種が 風に吹かれて俺には見えるよ

インターネットのお陰さま 天晴! 裸の王様
歌う時代の革命児 ホントのことがある気がしてさ


3.椅子

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

時間の止まった 北向きの部屋
遠い春先のグランドに
知らない聲が響いてる
飛行機雲が 空を割る
君がいるのはきっと
遙か向こうの側の空の下

ああ日は昇る
意味もなく玄いた
「ごめんなさい」だなんてさ
お氣に入りの椅子に座って
いなくなった君とお喋りしたよ
どこでもドアをくぐって
あの日の君に會いに行きたい

もうどれくらい
ここにいるだろう
動かなくなった心 ブリキの體は
誰の物でもないみたい
もう日は落ちる
何もかも引き連れて
慈愛 無常 自由 惰性
黃色い布の椅子を愛した
君はここから遠ざかってゆく
明日には素知らぬ顏さ
新しい歌、町に流れる

お氣に入りの椅子に座って
回る世界に逆らってるよ
迷子には慣れてる方さ
見飽きた景色に
黃色い色の椅子を愛した
君はここから遠ざかってゆく
埃をかぶったこの古椅子で
そしてうたた寢 あの日の君と


4.スノウドロップ

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

スノウドロップ 君がいたあの頃
窗邊に飾っても 心寂しいだけ

息をひそめて 抱き合ったこととか
雨に打たれて 泣き濡れたこととか
全部噓じゃないよ
全部噓じゃないよ
スノウドロップ 白い世界の中
君はあの時のまま
どんなに近くにいても
分からないことばかりさ
もう一度 夢、綻ぶのなら
一人春を待つよ
この想いが 遙か君に屆くまで

スノウドロップ 置き去りの逃避行
蘇る景色に君はモノクロの微笑み浮かべ

沈む夕日に 言葉を隱したり
搖れる瞳に 孤獨を覺えたり
歪な風の中で
本當の愛を探していたね
スノウドロップ 深い闇夜の月
不意に落ちる淚
こんなに離れていても
想いは募るばかりで
どうしても 時、過ぎ行くのなら
心殘したまま
この想いよ 夜空を割る花となれ

白い世界の中 君はあの時のまま
どんなに近くにいても
胸が痛い 君はいない
未來永劫 心、散り行くとも
きっと待ち續けよう
この想いが もう一度屆くまで


5.風曜日

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

唐突に切られた電話 受話器の向こうの世界を僕は知らない
月の裏側で君と出逢い 1/6の重力で求め合った

すれ違う日々の悲しみが 知らず知らず僕ら逞しくする 良い意味で
「ありがとう」の言葉にすると軽薄で洒落にならない 遂に君が見せた涙

風曜日 今日はたしか君の誕生日
輝くような思い出は 内ポケットにしまって 知らんぷり
似た者同士 祈りの言葉を短冊にして
一先ず未来へ歩んで行こう 風車の動力は風

もう二度とを繰り返して 地球はコロコロ転がり続けているよ
柔らかな君の微笑みを それでもずっと忘れられないでいるよ

晴れた朝には雨の歌 雨の夜には風の歌 それが道しるべ
わがままな僕の足音が暮れ泥む町の路地裏で 今も彷徨っているのさ

風曜日 美しいほど残酷な夕焼け
天つ空駆け抜ける 白いペガサスに乗って良い気持ち
影法師 心にほら悔いなきメロディーを
ラララ ラララ そんなことに傷付いちゃダメ

風曜日 今日はたしか君の誕生日
輝くような思い出は 内ポケットにしまって 知らんぷり
似た者同士 祈りの言葉を短冊にして
一先ず未来へ歩んで行こう 風車の動力は風


6.花

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

もしもあなたが 雨に濡れ
言い譯さえも できないほどに
何かに深く 傷付いたなら
せめて私は 手を結び
風に綻ぶ 花になりたい

もしもあなたの 夢破れ
行き先のない 日々は暮れゆき
信じることさえできなくなれば
せめて私が 聲にして
明日に搖蕩う 歌をうたおう

花のように 花のように
ただそこに笑くだけで 美しくあれ
人はみな 人はみな
大地を強く踏みしめて
それぞれの花 心に宿す

例えこの身が果てるとも
戰ぐ島風願いに染まれ

花のように 花のように
ただ風に搖れるだけのこの生命
人と人 また 人と人
紡ぐ時代に身をまかせ
それぞれの實が僥わなればと

花のように 花のように
ただそこに笑くだけで 美しくあれ
人は今 人は今
大地を強く踏みしめて
それぞれの花 心に宿す

花のように 花のように


7.片足のポー

作詞:森山直太朗・御徒町凧
作曲:森山直太朗・御徒町凧

片足のポー 歩いているよ
人混みの中 へし合いながら
あの頃はもう 戻ってこないと
知っているのに 人が悪いや

片足のポー タデ食う虫も
好き好きだよと 君は塞いだ
川縁の向こうでは少年たちが
ボールを投げて 遊んでいるよ

悲しいことがあっても けして泣くことはないよ
堪えた涙の分だけ 野に草花は揺れる
片足のポー でも最期の時は
泣いていいんだよ 人間だから

片足のポー 詩の中から
やって来たんだ 凍える夜に

言いたいことがあっても 何故か言葉にしないよ
誰かを愛していたって 一人で傘を開く
片足のポー こっちへおいで
怖くないんだよ 友達だから

泣いていいんだよ 人間だから


8.遠い渚のラブソング

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

ちょうど君に會いたいと思ってたところ
ところで今何してる?
心でまだ戀してる…

You are my friend. 小麥色のレディ
常夏の島に 煌めく二人の物語(スト一リ一)

かなりショック! 水玉のビキニ
撓わだねヤシの實 迸るこの想い

それは渚に潛むサプライズ
多感なこの時期の男心ノックする
飛んで火にいる戀の蟲?

ぽっかり浮かぶ夏雲の空
出來心には御用心
そんで君は波間に輝いた
You are my friend.
分かってる 太陽に誓っても

こっち向いて
五分だけでもいいから
僕の、俺の話を聞いてよ
二人っきりで步こうよ

まるでお伽の國のティ一タイム
とびきりの樂園が僕らをロックする
火傷するほど戀しそう

泣く子も默る夕暮れの中
御誂え向きに陽が落ちる
そんで僕は彼女にキスをした
燃え上がるテンション!
いっそ 太陽に背いちゃえ

突然降り出した雨に
君のTシャツが濡れた時
終わらない夏がどこかに
あるかもしれないと思った
友達のラインぼかした
戀人未滿の水平線
一寸先の暗闇の中
手探りだけで戀をして
泣く泣く僕らは夏を後にした
You are my friend.
結局戀してる ゴメンまだ
今君に送るよ
そんな遠い渚のラブソング


9.太陽のにほひ

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

七色の空に溶けた 思い出
蒸し暑い夏の日の午後

七色の空に溶けた 思い出
太陽の光の中で
目に映るものが 何故か愛しい
蒸し暑い夏の日の午後

ねぇ どこにいくの
まだ ここにいたい いたいのに

七色の空に溶けた 思い出
太陽のにほひ 殘して
變わりゆくものは 何故に眩しい
遙かへと續く 夏の日の午後
あなたの聲が 今 聽こえる氣がした

噓 噓


10.未來~風の強い午後に生まれたソネット~

「初雪の戀 ヴァ一ジン·スノ一」主題歌
某之送給偶徹夜趕日翻滴口年LG~~~~~
作詞:森山直太朗·御徒町凧
作曲:森山直太朗·御徒町凧

例えば 神樣の悲しみを
信じられないボクを
君は笑うのかしら
途絕えた
カタコトの愛情と
ウタカタの溜め息を
ひび割れたホロスコ一プに
重ね合わせてる
きっと 生まれ變わったとしても
もう一度君に逢いたい
あぁ~ 吹き拔ける風が時空(とき)を超えて
ボクに微笑みかけた
ブ一ゲンビリアの花言葉
あの日の君に贈るよ
あぁ~ 今も胸を焦がすよ
それは 風の強い午後に生まれたソネット

例えば
あの時あの場面で
君と逢えなかったら
ふたりの未來は どんな風になっていたのかな

強がりで 泣き蟲な君に
終わりのない 本を讀むよ
コバルトの 追憶に潛む
海原を翔(かけ)る ポセイドン

きっと 生まれ變わったとしても
もう一度君に逢いたい
あぁ~吹き拔ける風が時空を超えて
ボクに微笑みかけた
幾億千の星の彼方
愛する君とただ搖れていたい
ずっと忘れないよ
それは 風の強い午後に生まれたソネット
君と共に步む世界に
描いた未來を


11.バ一ス@デイ~ひとりぼっちの應援歌~

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

ワン·ツ一·ステップ 躓いて
行ったり來たり また擦りむいた
目も當てられんほど 散々な日々

んで 四苦八苦彷徨って
しまいにゃ誰かを傷つけていた
何もかも信じられなくって

夢はいつの日も必死で追い掛けるほどに
屆かないあの雲の向こうのリアリティ一
そう每日がハッピ一バ一ス@デイ トゥ一ユ一
言葉だと照れくさいね なんかいつも
見たこともない世界へ ウィズユ一
さぁ 手とか繫ぎ合い 輪になって歌おう
今 愛·愛·愛!!
有りの隨に

一年一度の記念日なんて
お茶を濁すだけのアニバ一サリ一
百年先の空の色が
何色なんて誰も分からない

悲しみのハッピ一バ一ス@デイ トゥ一ユ一
ほら何かが動き出すよ そっと そっと
なけなしのハッピ一バ一ス@デイ トゥ一ユ一
まぁ和氣藹々 居直って祝おうや!
每日がハッピ一バ一ス@デイ トゥ一ユ一
言葉だと照れくさいね やっぱいつも
未だ見たこともない世界へ ウィズユ一
わぁ! まだ何も始まっていやしないや
有りの隨に

有りの隨に


12.諸君

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

めまぐるしい每日だ
けど苦しいわけじゃない
二人乘りで下る阪道
遠くの空が切なく光るよ
週休六日の每日じゃ
もう相手にしちゃくれないね
肩凝りも度を過ぎる頃
どっかで秘密が漏れ始めてる

めまぐるしい町並みだ
けど煩わしいわけじゃない
目玉燒きを2つ燒いたら
どっちか1つを誰かにあげたい
めまぐるしい連中だ
けど鬱陶しいわけじゃない
放り投げた鞄から落ちた
あの日の世界が輝いてるよう

劣等生諸君
ムリをしないで努力を惜しもう
優等生諸君
ケチは付けずに程よく遊ぼう
めまぐるしいだろ
めまぐるしいんだよ
だって世界は回って迴って
迷っているんだから

劣等生諸君
噓は付かずにど真ん中步こう
優等生諸君
粗は探さず腹から笑おう
あつかましいだろ
あつかましいんだよ
だって俺たち歌って謳って
疏んでいるんだから
劣等生諸君
ムリをしないで努力を惜しもう
優等生諸君
ケチは付けずに程よく遊ぼう
めまぐるしいだろ
めまぐるしいんだよ
だって世界は回って迴って
迷っているんだから

だって世界は回って迴って
迷っているんだから


13.Reprise

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧
編曲:屜路正德

四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計

公園のベンチに降り注ぐ雨
無制限に搔き曇る
四つの置時計
四つの置時計
四つの置時計
たぶん(Maybe)地球は球體じゃない
四つの置時計.....